648 novel

小説の話題など色々

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

純文学作品の構造

または、純文学ぽい仕上がりにするための執筆マニュアルです。 ストーリーはシンプルだが、裏のメッセージが浮かび上がる絶妙な大道具と配役がある。カフカの城、芥川の河童などは、一見シンプルでナンセンスな舞台だが、奥に深く鋭い問題提起がある エピソ…

チューナーとなる作家

自分の文章のチューナーとなる作品があると、ちょっと安心できます。 僕の場合は、堀江敏幸さんの文章を読むとペースを取り戻せます。 あの上品で柔らかいタッチを模写すると、般若心経を写経するような気持ちになれることうけあい。 しかし、翻訳ものをチュ…

の、を続けてもたぶんいい

接続詞の『の』が3つ以上続く文章はタブー視してきたけど、別に気にならなくなったね。 私の家の玄関の脇に犬小屋がある。 別にいい。 と、思い込んでみる。 自分のリズムを見つける方が大事かと。

考えすぎると書けなくなる

書きたいことを熟成させすぎると、やがて書きたいことは、書くべきことになる。 すると、書かねばという強迫観念におそわれ、書けなくなる。 こんな感じがします。 物語の芯を捉えられているなら、熱のあるうちに進んでいきたいですね。

サブブログを分けました

今まではひとつのブログで幅広いジャンルの記事を書いてきましたが、 そちらがITや批評などの記事に特化してきたので、個人的な趣味の、小説に関するネタをこちらに書くようにしたいと思います。 ▼メインブログ www.kyamaneko.com 創作や小説の話題について…